「メモの魔力ってそういえば話題になっていたよね」
「どうせ付録の自己分析なんてそんなに使えないでしょ」
「1000問って聞いただけでやる気にならない」
転職を考えると、どんな仕事が自分に向いているか考え直しますよね。
でも、何をしたらいいかわからなかったり、少し自分で考えてみても後から見ると納得度が低かったりすることはありませんか?
そこで、この記事では徹底的に自己分析をしたい方向けに書籍「メモの魔力」の巻末付録1000問の自己分析を実践レビューしたいと思います。
ボンヤリと考えるだけでは、浅い自己分析に終わってしまいます。
逆に深い自己分析を行えば、1000問もやらずに80問やれば人生の方向性が決められます。
この記事を読むことで、1000問もやらずにたった80問の自己分析で人生の方向性を決めた方法がわかります。
ファクト⇒抽象化⇒転用のプロセスを忠実に経ることで、深い自己分析をすることができるので、これから転職活動を始める方は是非やってみましょう。
自分でやるのは大変だなと感じる方は、キャリアコーチングの無料相談を活用すると簡単に自己分析ができます。
1000問の自己分析とは【メモの魔力】
『メモの魔力』は前田裕二さんが著者の書籍であり、2019年ベストセラーランキングで1位を獲得しました。
発売当時女優の石原さとみさんと交際していて、エンタメでも話題になりました。
前田 裕二(まえだ ゆうじ)
1987年東京生まれ。2013年にDeNAに入社し、仮想ライブ空間「SHOWROOM」を立ち上げ。2015年に当該事業をスピンオフ、SHOWROOM株式会社を設立。著書「人生の勝算」はAmazonベストセラー1位を獲得。
(「メモの魔力」著者紹介より抜粋)
『メモの魔力』で提唱されているメモ術は、ファクト⇒抽象化⇒転用の順番でメモしていくことで深い思考ができることです。
まずはファクト(事実)を書き、その事実に対してなぜ?で深堀りし、抽象化していきます。
抽象化した内容を自分の仕事や生活にどう使えるのかを書くことが転用です。
ファクト⇒抽象化⇒転用のプロセスを経ることで、過去起きた事例や感じたことから実際の今の仕事にどう活かせるかまで変化することができます。
1000問の自己分析は幼少期~現在まで様々な角度の質問に対する答えをファクト⇒抽象化⇒転用のプロセスを使うことで深い自己分析をすることができます。
著者の前田裕二さんは就活の際に1000問やり切って、ノート30冊を超えたそうです。
自己分析を徹底的に行った結果、新卒で外資系投資銀行に入社しています。
自己分析はキャリアを考える上で非常に重要であることはお分かりいただけるかと思います。
ただ転職活動で人生の方向性を改めて確かめたいレベルなら、100問もやれば十分とのことです。
転職活動の自己分析として実践
転職活動の自己分析として、実践したところ1000問どころか80問で人生の方向性が見えてきました。
ただ80問と言っても、1問を深堀していくと15分くらいかかるので、20時間程使いましたが…
・20代30代40代それぞれの期間でやりたいことが明確になった
・人が好きではない
・営業ではなく、上流の仕事に関わりたい
・運転時間が無駄に感じており、他の仕事なら業務ができ、スキルを磨くことができる
たった80問の自己分析に過ぎませんが、私は転職することを決断できました。
ただ20時間もやりたくないと感じた方は、キャリアコーチングのプロが初回無料で相談に乗ってくれるポジウィルを利用しましょう。
『メモの魔力』でわかる失敗しない自己分析のやり方
より深い自己分析をするためには
ファクト⇒抽象化⇒転用のプロセスを忠実に実践することです。
例えば、「自分の長所は?」という自己分析に対して、「辛抱強い」と答えるだけでは、ファクトで止まってしまいます。
なぜ辛抱強いのか?どんな体験から辛抱強くなったのか?などの質問を自分に問いかけていくことで、抽象化します。
その後、自分の活動まで落とし込むことが転用です。
「自分の長所は?」という自己分析に対する実例
そういえば受験勉強を頑張っている兄を見てそれに影響されて嫌いな勉強を頑張ったな(ファクト)
→自分が大好きな人から良い影響を受けたんだな(抽象化)
→ってことは、仕事でも尊敬する人から良い影響を受ければもっと仕事で成果を出せるかもしれない(抽象化)
→今の職場で尊敬できる人はいないな…このまま異動がないなら、転職活動だけでも始めてみようかな(転用)
→まずは、転職サイトに登録だけしてどんな仕事や職場があるか見てみるか(転用)
自分でノートでやる際はもっと蜘蛛の巣状に広がっていくので、自分のことを多角的に分析することができます。
自分の過去の体験から紐解いていくことで、自分でも想像できなかった思わぬ一面が知れます。
また、やろうと思っていても中々やる気が起きなくてできていないことも行動する根拠が明確になるので、実行力が強くなります。
自己分析してもやりたいことがわからない時は経験を増やす
1000問もやったのに、結局何をしたいのかわからなかった…ということは基本的には無いと著者の前田裕二さんが述べていると同時に「たこわさ理論」も提唱しています。
タコわさ理論とは「経験していないこと、知らないことは、やりたいと思うことさえできない」という理論で前田さんが名付けました。
名前の由来は小学生に「地球最後の日に何食べたい?」と聞いても「タコわさ!」とは返ってこない。なぜなら、タコわさを知らないからであるとのことです。
自分の過去の体験(ファクト)から深堀するので、そもそもの経験が少なかったら、深堀できる要素が少ないということですね。
遊びや仕事など様々な経験をしていくことで、自己分析だけでなく、人生も豊かにしていきましょう。
自己分析を通して、キャリアデザイン
MR数がどんどん減少していき、給与も減っていくことが想定されます。
実際に内資系大手のアステラス製薬はMRの給与を減らすことを発表して話題となりました。
これからMRで生きていくのは、どんどん難しくなってくるでしょう。
かといって、転職するのも怖いし、失敗したくないという方はキャリアのプロに相談してみましょう。
求人票を紹介しないので、客観的な観点から現職に残ることを推奨してパフォーマンスを上げる方法も提案してくれます。
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